2022年3月12日土曜日

ご卒業おめでとう!浪速中学校第48期生のみなさん

 今日は浪速中学校第48回卒業証書授与式が執り行われました。ほとんどの生徒が4月から浪速高等学校に進学してきます。4月以降浪高生として大きく成長してほしい浪中生にこの言葉を送りたいと思います。

I’d rather regret the things I’ve done than regret the things I haven’t done.

「やった後悔より、やらなかった後悔の方が大きい。」

今日浪速中学校を卒業したみなさんは、浪中で過ごした時間をどのように感じていますか?3年間沢山の成功と失敗を繰り返し楽しい事や辛いことも多くあったと思います。それは「やった」からこそ言えるのです。成功や失敗に関わらず「やった後悔」を感じる必要は全くないという事です。なぜならそれは今後に向けた“データ”として確実に自分の糧となるものだと考えられるからです。決して後悔などする必要はないのです。

「やらなかった後悔」はどうでしょう。「やらなかった」と「できなかった」とは違いがあると思います。「やらなかった」とは今はまだやれていないだけで『必ずやる』という気持ちを持っているなら、まだ始めていないだけなのでまだ後悔はありません。しかしいつまでも『必ずやる』という気持ちでいても、時間が経てば「さあ~やろう」と思っても「やりたくてもやれない」状況となります。また中学校生活でしかできない事。高校生活でしかできない事があります。その時にしかできない事を「できなかった」というのであればきっと後悔も生まれてくると思います。

「やらなかった」「できなかった」の2つに共通している事は【時間制限】です。時間制限に間に合わなかった。優先順位を間違えてやってしまい上手くいかなかった。など、やれる事のタイミングと優先順位を間違えると、もうその時間は戻ってきません。何が言いたいかというと中学校3年間以上に高等学校の3年間はすぐに過ぎてしまいます。「やらなかった(できなかった)後悔」をしない為にも、この3年間という短い期間でやらなければならない事、そして自分自身が挑戦してみたい事をしっかりと[準備]しておく事。この事が最も重要な事だという事を伝えたいと思います。

浪速中学で3年間浪速の精神を学んだみなさんには、4月以降高校生として自分の輝かしい未来に向けた新たなスタートを切ってほしいと思います。「今を一生懸命に生きる」浪速の精神を忘れずに3年後の自分を夢見て頑張っていきましょう。みなさんをいつも見守っています。ご卒業おめでとう。そして入学式を楽しみにしています。