2022年1月12日水曜日

挨拶の本質を考える

3学期が始まり毎日生徒達は元気に登校してくれています。一日の始まりで生徒達と会うのは登校の時です。ほとんどの生徒は笑顔で挨拶をしてくれます。「あいさつ」を漢字で書くと「挨拶」と書きますがもともとは仏教の禅宗で使用されていた「一挨一拶(いちあいいっさつ)」が起源と言われています。「挨」は押す、「拶」は近づくという意味があります。私はこの意味を、互いに一歩押し近づくことで心を開き接するという意味が込められていると考えています。

本校の生徒は外部の皆さんから「挨拶が出来る浪高生」とよく言っていただきます。登校時や校舎内、また下校時には多くの浪高生達が挨拶をしてくれます。しかし残念ながら一部の生徒は挨拶が出来ず、顔も上げずに通っていく、そんな生徒もいる事も事実です。そんな時は非常に残念な想いになりながらもその生徒は何故挨拶が出来るはずなのにできなかったかを考えるようにしています。マスクで聞こえなかったのか。また今日は元気がなかったのか。そんな気分ではなかったのか。友人と話していたからなのか。などいろいろ考えるようにしています。

「挨拶」には相手の心の内を推しはかる。そんな意味が込められていると思っています。日本文化特有の「お辞儀」も、挨拶とかねて行うことで相手への労いと「私はあなたに心を開いていますよ」という事をあらわしているのではないでしょうか。相手に挨拶を受ければその相手には必ず返事をする。そういった当たり前のことを行えるようになる為にも「挨拶」の本質を知り行動していかねばならないのではないでしょうか。

浪高生達には仲間と過ごすこの学び舎で、「挨拶」をきっかけとしてコミュニケーション能力を高めるためにもそのきっかけとして、今以上の質の高い「挨拶」をしっかりと取れるようになってください。そして互いに礼儀正しく、気遣いの出来る人に育って欲しいと思います。

こうした雰囲気を一人一人の生徒達が創り上げる事でこの浪速は更に活気ある学校になる事は間違いがないと確信しています。私たち教員も同じく「挨拶」の大切さを再度認識して生徒と共に明るく、元気で楽しい安心できる環境を大切にしていきたいと思います。。