2025年11月15日土曜日

R7年度修学旅行 フランス班3日目 ~凱旋門とルーブル美術館~

 今日は午前中には凱旋門とシャンゼリゼ通りを見学してきました。

凱旋門は、ナポレオン・ボナパルトの命によって建設された記念碑で、フランス革命戦争やナポレオン戦争での戦勝を称えるために作られました。凱旋門の外観は、古代ローマの凱旋門からインスパイアを受けたネオクラシック様式で、豪華な装飾が施されています。特に上部や外壁にある大きな彫刻は、印象的です。

 歴史的な戦争や戦闘のシーンが描かれていて、ナポレオンの軍事的勝利を称えるデザインが目を引きます。凱旋門には多くの彫刻があり、歴史的な戦いを描いたものや、ナポレオンの勝利を象徴する場面が表現されています。

パリで必ず訪れたい場所「シャンゼリゼ通り」。この有名な通りは、街路樹の間を歩くだけでも、映画のワンシーンのような気分を味わえます。通りには、人気のブランドショップやカフェ、歴史的な建物や美術館が数多くあります。また、季節ごとに行われるイベントや夜のライトアップも必見です。「シャンゼリゼ通り」という名前は、ギリシャ神話に登場する「エリュシオンの野」に由来しています。これは、英雄や神々の魂が安らぎを得る場所として描かれている楽園の地を指します。

午後からはルーブル美術館への見学です。1793年開業、所蔵美術品38万点が広大な館内に展示され年間の入場者数は1千万人をこえるという、まさに世界一の美術館。西ヨーロッパの中心的都市パリのセーヌ川右岸にあるこの建物は12世紀にフィリップ2世が建設した城塞でした。

もともとは街のはずれにあった「ルーブル」ですが街が拡大し、いつしか街の中心になってしまったのです。その間建物の増改築が進み、また1989年にはガラスのピラミッドがメインエントランスとなりひときわ目を引く施設となりました。所蔵美術品は古代から19世紀初頭までの絵画、彫刻、工芸品や古代オリエント、古代エジプト、古代ギリシャなど歴史的文明に関する美術品など幅広い分野の作品が展示されています。

絵画では最も有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの作品「モナ・リザ」を筆頭にドラクロワ、ダヴィッド、フェルメール、ラファエロ、コローなどの傑作を堪能することが出来ます。「ルーブル」では作品は国、地域別に展示されており、17世紀フランドル絵画、16世紀オランダ絵画、1516世紀ドイツ絵画、17世紀フランス絵画といった具合です。特にフランス絵画は質、量ともに充実しています。

パリでの観光も2日目を終えました。今日もたくさんの発見と学びを得たと思います。お疲れさまでした