【 心は必ず事に触れて来る】
この言葉は「徒然草」の中にある一文です。その意味は人の心は無から有を生じはしない。何かに触発されて考えが生じるという解釈であると思います。誰もが生まれた瞬間から外の空気に触れ周りの音や光、そして気温から何かを感じてきました。また生きていく為に口にした飲食物で味覚を覚え、自分の周りに存在している人や物などの全ての対象物に対して人それぞれ様々な感覚や考え方を身につけてきたと思います。
それもこれも新しい事に触れる事によって生まれるものであり、人や物に触れて心が動くのです。人は感動や刺激を求めます。良い事は心を豊かにして幸せを感じさせてくれます。悪い事はその逆になります。そういったいろんな経験がその人の心の在り方を形づくっているのではないかと思っています。
ハイレベル多聞合宿(国語) |
しっかり学べばお腹も減ります |
自分らしさは、自分が良いと思うものに従って一つ一つ選択していく事で、自分らしさが出来上がっていくのではないかと思っています。その良いと思う感性を磨いていく事が重要だと思います。人それぞれが良いと思うところが違うからこそ面白いのであって、そこからまた違った感性を学ぶことが出来るのではないでしょうか?
高校生の今の時期には大いに好奇心と遊び心をもってワクワクしながら様々なことに取り組みこれからの自分自身を創り上げていってください。それらの楽しみを忘れずに様々な事に果敢に挑戦してくれたら嬉しく思います。