今年度もNANIWA GLOBAL ACADEMY2024が開校しました。今日から8月10日までの5日間、校内で英語に特化した少人数での様々なプログラムに取り組みグローバル社会を生き抜く為の力を身に付ける事が活動の大きな目的としています。
この活動では、外国人講師がファシリテーターとなって本校の生徒達に様々な刺激を与えてくれます。そこから異なる文化を持った人と協働する力や自ら課題を発見し解決する力、プレゼンテーション力、そしてリーダシップなど多くの事をこのアカデミーで学んでほしいと思っています。
このプログラムではグループワークが中心となり、様々な課題に対してアクティビティやスモールディスカッションなどの方法で共同作業を行ない、他者とのコミュニケーション力を培います。1つのチームとなり様々な問題について議論し解決へと導いていくわけですから決して一人ではありません。
そういった経験の中から自分自身の強みを知ってこれから社会に出た時にその強みを生かしてどのように社会に貢献できるかを考えてほしいと思っています。今世界では「世界市民」としての使命を果たすことができる人材が求められています。日本だけの視点で物事を考えるのではなくもっと視野を広げて世界を見てほしいと思います。このアカデミーでは世界の動向を敏感に感じとる事が出来るいい機会でもあります。
そしてこの経験から将来、その卒業生達が「このアカデミーがきっかけとなり今の自分がある」というように振り返ってくれる日がくれば非常に嬉しく思います。たくましく、しなやかに生き抜くためには「生き抜く力」が必要です。その生き抜く力とは「知りえた知識」を上手く使う事が出来る力とコミュニケーション能力だと思っています。
身近な問題から世界的な事まで一つでも多くの知識や考え、様々な価値観を知ることで自分自身の考えはどんどん柔軟になっていきます。この5日間はそういった自分自身の中に潜んでいる新しい自分の発見と、自分の知らない新しい気づきと発見を一つでも多く経験してこれからも学び続けてほしいと思います。やり切った時の感動をみんなで共有できるように最終日まで挑戦し、大きく成長した新しい自分自身に会えることを期待しています。