2024年8月4日日曜日

空手道部敗れる ~新たな挑戦へ~

 大分県での硬式テニス部の応援後、佐世保に移動して昨日からは空手道部の応援に行ってきました。本校の空手道部は全国でも強豪校として知られておりこの春の選抜大会においても団体戦で優勝しています。男子はインターハイで春夏連覇を目指して準備をしてまりました。また今年は大阪で初めてとなる男女揃っての団体戦出場を果たしており、初出場の女子とアベック優勝を目指して女子の選手達も男子に負けずと頑張ってくれていました。

会場となっている佐世保文化体育館内はすごい熱気に包まれており全国から集まった空手選手が迫力のある試合を展開していました。まずは男女の型から試合が始まっており本校から男女ともに一人づつ出場して男子の生徒が個人型で見事優勝を果たしてくれました。午後からは女子の団体戦が始まり本校の選手達は初出場とは思えないほどの落ち着いた試合運びで無難に1回戦・2回戦を勝ち上がって翌日の試合に向けていいスタートを切ってくれました。

そして本日は男子の団体戦と女子の団体戦が並行して4コート(4tatami)で実施されました。男子も1回戦・2回戦は無難に勝ち上がり3回戦はさすがに対戦校も強豪校が勝ち上がってきており大接戦となり最後の主将の選手が相手に勝利しベスト4進出を決めました。また女子も同様に強豪校との戦いに全く引くことなく勝利し準決勝進出、初出場ベスト4を決めることができました。

いよいよ男女ともに残りが4校となった準決勝。まずは女子から始まった試合は相手の素早い攻撃に対応することができず、なかなか有効打を決めることができない状況が続き残念ではありますが完敗となりました。初出場でのベスト4はよく頑張ってくれたと思っています。

そして男子団体戦準決勝が始まりました。相手校は互いに遠征などで交流練習をするなど両校が切磋琢磨している学校でもあり勝敗はどうなるかわからない状況でした。試合内容は素人の私からもみてわかるぐらいに白熱した内容となり会場は大いに盛り上がりました。お互いにとって取られてと拮抗した流れでしたが最後の大将戦までもつれ込みましたが力及ばず残念ながらの準決勝での敗退となりました。

この大会から感じたことは選手は勝利を勝ち取るためにその瞬間にかける気持ちとその行動、選手を応援する人達が選手の一挙一動に歓声を上げ、仲間の勝利を信じる姿は本当に素晴らしいものでした。また大会を運営していただいている先生方も選手達が力を出し切れるよう全力でサポートしてくださいました。本当にありがとうございました。

最後に選手の皆さんよく頑張った。お疲れ様。そして応援いただいたすべての人に対して心から感謝申し上げます。また浪速はこの敗戦に屈することなく必ず立ち上がり優勝旗を奪還すべくこの場に戻ってきます。これからも選手達の活躍に対して暖かいご声援をよろしくお願いいたします。「この敗戦は絶対に忘れてはならない。」空手道部の新たな挑戦が始まる。