2022年9月2日金曜日

防災について考える

毎年行われている大阪880万人訓練が本日行われました。この訓練も今年で11回目となりいつ起きてもおかしくない東南海地震、そして豪雨災害など自然災害に対して大阪府民一人一人が防災意識を高めるために実施されてきました。

本校においても全校生徒対象で実施していましたがコロナ禍の影響もあり、この2年は感染対策の為に全学年一斉の避難はせずに、学年単位で教室内での防災訓練としてきました。しかし今年は3年生には避難経路の確認の為に実際にその経路を通り避難場所へと移動する訓練を実施しました。後日に1年生と2年生には各学年で避難経路の確認にその経路を通ってもらう事になります。

流石3年生です。本当に静かに素早く非難してくれ避難場所への移動、そして人員の確認まで、かつて実施していた時に比べ1分以上早く集合と確認ができました。この訓練の趣旨を理解し自分の命と仲間の命を守る為の行動をとってくれたことに感謝したいと思います。

大きな災害はいつ起きるかわかりません。忘れたころにやってくる災害。その災害から自分の命を守る為に必要なのは災害に対する知識と心の準備です。地震・津波・火災・大雨など自然の大きな力の前では人間の力なんて全く通用しません。

それぞれの災害から身を守る術を知り、いつ起きてもすぐに対応できるように自分の行動をしっかりと確認しておくことが大切です。正しい知識を学び、正しい判断ができるよう訓練し、そして正しく行動することで自分の命を守ることが出来ると思います。それは自分の未来を謳歌する為にも大切な事です。今日1日がそういった防災に対してもう一度考え、学び、万が一災害が発生したときの行動の指針を再度見直す機会になってもらえたらと思います。