今日は5月の朝礼を行いました。校長講話のキーワードは「シンキングとアクション」。この2つをキーワードとして伝えました。
シンキングは考え抜く力。現状を分析し、目的や課題を発見し明確にすることによって、達成のためのプロセスを創造する力です。簡単にいえば動機かもしれません。アクションは行動。前に踏み出す力。物事に対して正しい方向に進んで取り組み、その結果、自分の周りの仲間や環境にもいい影響を与え、そして目的に向って確実に行動する力。
これから長い人生を生きていくうえでいろんなハードルを乗り越えていかねばなりません。その原動力となるのが「シンキングとアクション」です。乗り越えるという表現をするとみなさんは少し負担に思うかもしれませんが、私はいつも乗りこなすと言っています。
思ったような良い結果を導き出す為にはシンキングとアクション、行動が全てです。目標を定めたのならその目標に向って自らが考え抜いた道を信じ、結果を恐れずに柔軟に対応しながら前に進んで行く。その過程においては不安や心配はつきないかもしれませんが、できるかできないかを考えるのではなく、できる為にはどうすればいいのかを考える事が大切です。
自治会役員の生徒達から全校生徒への伝達 |
方向性が決まればとにかくやってみる事。行動してみることが大事な事です。正しいかどうかなんてやってみないとわかりません。大切な事は常に自分が出来る範囲のベストを尽くす事です。当たり前のことを当たり前にするのは誰にでもできますが、当たり前のことを徹底的に行うことができるかどうか。これがベストを尽くすということです。
空手道部全国選抜大会男子団体組手・形優勝 |
このことが出来ていれば考え抜いた道はさらに開けていくと思います。それが目標への一番の近道だということを忘れてはいけません。いい結果や思った通りにはいかなくても前に進んでいるのなら全く問題はありません。大切な事は何が出来て、何が出来なかったのかを知ることです。焦らず、慌てず確実に前に進んでほしいと思います。
空手道部全国選抜大会女子団体形3位 |
正しく、誠実にそして情熱を持ち規律を重んじて自分が考え抜いた道を信じて歩んでください。みなさんなら出来るはずです。日々の学校生活が今日よりも明日、明日よりも明後日と良い方向へ変化し、新たな次への課題が発見できるような楽しい日々を過ごしてくれる事を期待しています。