今日で2学期の定期考査(学年末考査)が終わりました。来週からは2025年の最後を良い形で締めくくるためにも終業式までの学校生活をしっかりと目標を決めて大切に過ごして欲しいと思います。この時期にこそ、1年間を振り返り、次の年に更なる飛躍ができように準備をしておく必要があると思います。特に3年生は、高校生活最後の定期試験が終わり、これからいよいよ受験にむけて追い込みを行なう最後の時期に突入します。
そんな3年生に対して試験終了後に「高校生活最後の校長講話」を実施しました。本校では学年に向けた校長講話が3年間で2回行われます。いや2回しか行われません。1回目は伊勢修養学舎での校長講話。そして2回目が今日の講話です。
本日の校長講話は、これから本校を巣立っていく浪高生達に勇気と希望を持ってもらえるように、「挑戦しなければ変われない」をテーマに講話をさせてもらいました。キーワードは「学び直しと学び増し」です。私の経験やこれからの社会が求めている人間像など、浪速を巣立っていく3年生達が浪速で学んだことを生かし、これから歩んでいく道でどうのような心構えを持ち、たくましく、しなやかに生き抜くための大切な事を伝えさせてもらいました。
今後自身が歩んでいく道では、あらゆる場面で、自分で考え判断し、行動に移し自分の道を切り拓いていかねばなりません。そして目の前に課題が生じた際には自信をもって判断し、その判断が正しかったと思えるような努力を積んでいってほしいと訴えました。自分の人生という舞台の主人公は自分です。台本の変更はあったとしても主人公の変更はありません。人生一度きりの舞台です。最後まで学び直しと学び増しを忘れず輝かしい魅力ある舞台を創ってください。
今日まで浪速でたくましく、しなやかに生きていく事を浪速で学んでくれた3年生に対しての最後の授業「校長講話」でした。しっかり聴いてくれてありがとう。これからの3年生の皆さんが幸せに明るい未来を過ごせることをいつも心から願っています!