2025年10月8日水曜日

メンタル(モチベーション)をあげるには

中間テストも終わってその結果が今日から出てくると思います。これからはその結果をいかに今後に生かしていくかが問われていくと思います。ではどんな結果でもポジティブに考え行動に移していくにはどうすればいいのでしょうか?それはメンタル面を上手くコントロールしてモチベーションをあげていくしかありません。ではその メンタル(モチベーション)をあげる為にどうすればいいのか?今日はそれを伝えたいと思います。

毎日生活をしているといろんな事が起きます。その中で、なかなかメンタルが上がらない事や、メンタルが弱いとか強いとか言われる事があります。ではメンタルの強い人はどのような人なのか。ある人がこの様な事をおっしゃっています。「メンタルを上げたり強くしたりしたいのなら、マナーを良くする事です」と。

嫌な事やツライ事があった時はついついイライラしたり愚痴や泣き言、文句を言ったり、マイナスの言葉が出てしまいがちです。その気持ちも理解できます。でもそこでマイナスの言葉を発するとそのマイナスの言葉がまたマイナスを呼び寄せて悪循環になってしまいがちです。そうならないために、その負の連鎖を断ちきる「言葉」や「行動」が重要となってくるのです。

例えば新幹線でいきなり前の人がシートを倒してきたとき、倒された方は「なに?」と不機嫌になるでしょう。自分がテーブルを出してお弁当などを食べている時ならなおさらです。そんな時に次にシートを倒された側はどのような行動に出るかどうかでメンタル(モチベーション)をあげることが出来るのです。

後ろの人にスマートに「すいません、椅子を倒していいですか?」と言う人と、仕返しとばかりに何も言わずに倒してしまう人とでは全然違ってきます。自分がやられたのと同じように行動すると、倒された後ろの方までもが不機嫌となり負の連鎖が始まるのです。反対にマナーよく一声かけて倒すことが出来る人は、同じ嫌な思いをそこで断ち切ることが出来るのです。

このように嫌な事やツライ事の原因は行動の外側、環境にあるのです。その原因を自分自身でどのように受け取りどのような行動に移すのかで大きく変わってきます。外側からの悪い感情も良い感情も、その時の感情がもとで行動が起きるのではなく、行動がもとで感情が湧いてくるのです。

日頃からマナーを良くする行動を心がけて生活をしていると、自分の外で起きている様々な嫌な事やツライ事に対してもマナーを守って対処することが出来るようになります。嫌な事などに「ありがとう」という感謝の気持ちを持つことはできなくとも、これを自分の次への行動のエネルギーに変えていき、マナー良く誠実に対処していく事でメンタルやパフォーマンスを上げる事ができると私は思っています。

今日からまた2学期期末試験、また3年生は大学受験に向けてより一層学習活動に励んでいかなければなりません。一見関係ないように見えますがメンタルの強い人はマナーを守れる人なのです。自分の感情を上手くコントロールしてモチベーションアップにつなげることができる人です。浪速で学ぶ生徒達にも是非実践してほしいと思っています。