昨日は千早赤阪村にあるくすのきホールにて探究学習発表会を実施させていただきました。本校は大阪で唯一の村である千早赤阪村に学習合宿施設多聞尚学館を保有しており、毎年多くの生徒達がこの地で宿泊合宿を実施しており、本校にとって非常に関係の深い場所でもあります。また歴史的にも非常に有名なこの千早赤阪村は自然に恵まれた場所でもあり、大阪府民だけではなく関西圏の方々には親しみのある場所でもあります。
この度の金剛山の麓にある多聞尚学館での学びは、教室内で学べる知識だけではなくSDGsを視野に入れた地方創生の課題に対しても学ぶことが出来る非常に良い機会でもありました。
本校では、昨年から「思考力養成多聞セミナー」を開催し現地の村民の方々との意見交換や今抱えている課題について話し合う場を設けて交流を深めてきました。今回も、生徒達がその様々な課題の解決に向けた提案を考えて発表する機会を設けて頂きました。
この様な機会を頂く事で問題解決能力やプレゼンテーション能力を養う事ができ、何よりも「主体的」に物事に取り組むことができました。生徒達がチームで協働作業をおこない、チームワークの重要性を体験できる素晴らしいチャンスでもありました。
生徒達はそれぞれの課題に一人一人が真剣に向き合い、互いの考えを出し合ってまとめていく作業、そしてそのまとめた事をどの様に相手に伝えればインパクトを与えることが出来るかなど、考えに考え抜いて資料を作成していました。
昨日は千早赤阪村村長様や役場の方々にもご参加いただき、生徒達の発表に対して多くの意見や質問を投げかけて頂きました。生徒達は調べ上げた知識をふまえながら自分たちの考えをしっかりと伝えてくれていました。そのような姿から生徒達の成長を感じることが出来ると共に、この様な生徒達の学びの場を与えて頂いた千早赤阪村の村長をはじめとする多くの方々に感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。
今後はこの様な経験を生かして今抱えている課題に対しての解決策を導くことが出来る能力を養ってほしいと思います。自分の前にある壁は乗り越えるために神様が与えてくれたものです。神様は乗り越えられない壁は与えません。きっと乗り越えられる方法があります。それを探していく事で大きく成長できると思っています。今日発表をしてくれた生徒の皆さん本当にご苦労様でした。そしてこの経験をぜひクラスメイトにも伝えてほしいと思います。