2025年6月23日月曜日

継続は力なり!

先週の土曜日からの3年生の多聞合宿が1泊2日で行われました。1学期に入って3年生の多聞合宿は教科別に複数回実施されており今回の合宿では理系の生徒は理科、文系の生徒は社会の1科目に絞って徹底的に学習してもらいました。

80名を超える生徒が合宿に参加してくれており大学受験にむけての意気込みを感じる事が出来る多聞合宿になったと思います。一人一人の生徒達は目標とする大学や夢は違うけれども同じ時間を過ごして目標の達成の為に仲間と共に努力する事は自身に大きな勇気を与えてくれます。

努力が全てが報われるのであれば誰でも努力するでしょう。努力してもその成果が必ず報われるかどうかはわかりません。しかしそのような事は考えずに同じ場所で、同じ夢を持つ仲間達と一緒に情熱や気力、そして高いモチベーションを持って継続して学習する事が自体が大きな力になり次への行動に繋がりその行動が習慣化され継続されていくのです。

「小さな事を積み重ねる事がとんでもないところにいくただ一つの道」とイチロー選手は言っています。この小さなことの積み重ねを継続というのです。これからいろんな壁に出会う事と思います。目の前に壁が現れるという事はその壁は乗り越えられる壁です。本当に乗り越えられない壁は自分では気が付かずに見える事はないでしょう。見える壁は必ず乗り越えられる壁です。その為には挑戦とその行動の継続、それしかありません。

こんな言葉があります。「凡事徹底」「誰にもできることかもしれないけど、だれにもできないぐらい続けてみる、誰にもできないぐらい愚直に向き合う、だれにもできないぐらい工夫する」という言葉があります。今回多聞合宿に参加して生徒だけではなく、浪速で学ぶ全ての生徒達にこの言葉を伝えたいと思います。

2025年6月21日土曜日

いい高校選択をしてもらう為に

 いよいよ今日から2026年度入試に向けた受験生・保護者対象の体験会が始まりました。浪速高等学校は今年度も今日を含めて年末までに校内で8回の入試説明会やクラブ・授業などの体験会を実施します。

吹奏楽部

受験生の皆さんは学習活動や部活動など大変忙しい毎日を過ごしていると思いますが、1回しかない高校生活を最高の形で過ごす事ができるようにいろんな学校を見学に行かれると思います。その候補の一つとして、是非本校の行事日程を見て頂き1度は浪速高等学校へ足をお運びいただければ嬉しく思います。どうかよろしくお願いいたします。 

ソフトテニス部

本日は2026年度入試に向けての第1回目のクラブ体験会を17クラブが参加し校内と高天原スポーツキャンパスにて実施いたしました。これから夏にかけて私立高校の志望校を検討していく時期になってきます。今日は本当に暑い中にも関わらず多くの受験生とその保護者の皆様にご参加をいただきました。本当にありがとうございました。

雅楽部

文武両立を目指す本校は勝利至上主義に陥ることなく一人一人の生徒達が日々学校生活を充実させ、仲間との絆を深め将来に向けてたくましく育つことを大切に教育活動を進めています。学業だけではなく部活動を通じて、教室では学ぶことが出来ない事を一つでも多く学んで浪速を巣立っていってくれることが一番だと考えております。

男子バレー部

最高の環境を整えている本校の施設で、素晴らしい仲間達との青春時代を中身の濃い、密な時間を過ごしてくれたのではないかと思っています。次回のクラブ体験会は8月23日(日)です。ぜひ一人でも多くの受験生に「GOOD SCHOOL 浪速」を体験していただきたいと思います。みなさんのご参加を心からお待ちしています。そして最後に本日ご参加いただいた受験生と保護者の皆様本当にありがとうございました。またお会いできるのを楽しみにしています。

家庭科部
ダンス部

2025年6月12日木曜日

6月朝礼

 今日は6月朝礼を実施いたしました。校長講話は「安心」と「信用」をテーマに講話を行いました。

今、世の中はAIなど最新の機器がどんどん出てきており社会全体が大きく変化しています。仕事のやり方、自分の人生における仕事のあり方など、今後も大きく変わっていくと思います。でもどんなに最新の技術や英知を結集した機械、人工知能などを利用しても、変わらないものがあります。それは人と人とのつながりです。これは今もそしてこれからも人が人として生きていくうえで、常に大切にしていかなければならないものであり、変わらないものです。今のみなさんの友人関係も、これから社会に出てからの友人関係、そして仕事での人間関係、すべての人との関係は「安心」と「信用」というキーワードで成り立っていると思ってくれていいと思います。

自治会役員からsafetybicycle推進校指定書の紹介

まずは「安心」です。みなさんは安心して住める、安心して学べる、安心して楽しめる、など安心が当たり前になっていると思います。それはそれで素晴らしい事でもありますが忘れていけないのは安心できる状況下を創り出しているのは一人一人の人間の行動であるという事。それを忘れてはいけません。学校生活の中での安心は、本校に通い本校で学ぶ生徒一人一人が安心できる環境を創ろうとすることによってうまれます。一人一人が安心できる環境を創ろうとする行動が必要不可欠なのです。

「安心」できる環境に身をおくためには、自分で制御し規律正しく判断し行動するしかありません。みなさん一人一人の行動が「安心」できる環境を創り上げているのだという事を意識してほしいと思います。

インターハイ出場決定 空手道部 男子 組手・形
次に「信用」です。「信用」とは過去の実績や行動から判断される評価であり、この相手ならいつも約束を守ってくれるので信用できるというように、他者が自分の言動や能力に対して期待を寄せる状態を指しています。「信頼」は相手の人柄や能力、言動に対して、過去の実績などを考慮せずに、ある程度無条件に信じる感情です。未来への期待や安心感、心理的な安心感などが含まれます。

インターハイ出場決定 空手道部 女子 組手

私達は生徒達を信頼しています。前を向いて自分の将来を切り開いていくために真剣に考え、自分が進むべき道を模索しながら日々勉強に励み部活動に参加するなど多岐に渡り挑戦してくれていると思っています。そして生徒達には「信用」される人、そんな大人になってくれる事を期待しています。

インターハイ出場決定 体操競技部 初出場
信用は日々の行動によって築かれていくもので突然得られるものではありません。日常の生活の中で自分の行動と言動が周りの人からの信用を得るきっかけとなり、その様な行動がまわりの状況・環境を和やかにし、結果的に安心感を創り上げていくのです。そのような正しい事が自然にできる。その何気ない当たり前の行動が結果的に周りの人の心や気持ちを晴れやかにさせることが出来る。そういった行動を習慣的に行う事が出来ている人が小さな安心を積み重ね、そしてそれが信用になると思っています。

ボクシング部 ライトフライ・フライ級 優勝

本校の生徒達は挨拶が出来る生徒ばかりです。それが出来るという事は他の様々な状況下でも信用を得てその場に安心感を創り出す事ができる人なのです。挨拶だけではなくその様な行動や言動を積み重ねていくことが大事だと思っています。私たち先生方も同じことだと思います。このように私たちは人と人とのつながりの中で生きています。高校3年間を「信用と安心」を創り出せる人になれるように、学校生活において様々なことに取り組んでほしいと思います。信用と安心は今後君たちの人生において大きな資本となります。

2025年6月10日火曜日

激励金授与式 ~軽音楽部~

 本校には多くの文化部があり多数の生徒達が所属しています。その中でも部員が100名を超えるクラブ活動は吹奏楽部と軽音楽部の二つです。吹奏楽部は大阪府下においても確実に実力を付けてきており今年こそ悲願の全国大会出場に向けて現在練習に頑張ってくれています。

もう一つの軽音楽部は120名の部員が所属し月曜日から金曜日の放課後に活動をしています。講習などが終わってからも充分に活動ができる文武両立を実践しているクラブ活動の1つです。毎年行われる文化部発表会や浪速祭での演奏は迫力があり会場を大いに盛り上げてくれています。

そんな軽音楽部ですが今年は6月1日に行われた第18回全国高等学校軽音楽フェスティバル「海外カヴァー部門」に見事大阪府予選を勝ち抜き、3年ぶりに全国大会出場を果たしてくれました。今回出場した9名の生徒達は120名の部員の代表として見事に役目を果たしてくれたと顧問の先生から報告を受けています。

当日の会場は大いに盛り上がり観客の皆様からの大きな声援を頂いたようで音楽を通して沢山の感動を見ている人たちに与える事が出来たのは生徒達にとって大きな自信となり次の道へ進む為のエネルギーになったと思います。今日はそんな部員達に学校から激励という意味で激励金を渡させてもらいました。また新たな目標に向けて部員達が協力しながら更に新しい事に挑戦してくれる事を期待しています。

2025年6月5日木曜日

SafetyBicycle推進校に指定

 この数年府内における自転車事故による死傷者数は高校生が最多となっています。また、道路交通法の改正により、今後、16歳以上の自転車利用者に対して交通反則通告制度が適用予定であるなど、自転車を取り巻く社会情勢が変化しています。

このことを踏まえ、現在大阪府教育委員会と大阪府警察本部交通部が連携・共同して推進しているプロジェクト「SafetyBicycle推進校」として本校が推進校として指定されました。

交付式に出席した自治会会長と役員の生徒

本校では多くの生徒達が自転車通学を行っており登下校の際の安全確保の為に今年度から自転車通学者に対してヘルメットの現物の確認を行う事にしました。以前から自転車通学者に対しては自転車運転の講習や保険の加入、違反者においての指導などを行っていましたが更に自転車の安全利用を目的に生徒達に「考え、学び、行動」できるよう指導を充実させることにしました。

スマホやイヤホン・傘をさすなどの「ながら運転」の罰則も強化され、自転車も車のような「軽車両」とみなされるようになってきました。運転者として安全義務を果たす責任が明確になってきています。高校生の意識としてその責任の重たさを学んでほしいと思います。

見栄えや格好の悪さなどを気にするのではなく、社会の中で多くの人達が安全で安心して生活を営むことが出来る環境を整えていかなければなりません。自転車を今までのような簡単な乗り物という感覚でみるのはなく「一つ間違えば武器」となるという事を認識し、その取り扱いには充分な注意を払う事が求められているという事を再度認識してほしいと思います。

運転するなら運転者は安全義務を果たす事が必要不可欠であること。それは自分の未来を守る事でもあるという事を忘れてはいけません。生徒の皆さんも私たちと同様にヘルメットの着用、交通ルールの遵守をこれからも心がけてください。