2025年2月28日金曜日

関西初。IELTS推進校として認定

 昨日本校は世界での年間受験者数が400万人を超える、グローバルな英語4技能テスト「IELTS(アイエルツ)」を運営するIDP Educationから国際コースにおけるIELTSへの取り組みを高く評価していただき「IELTS推進校」として認定していただきました。

国際コースは立ち上げから4年を迎え今年度第3期生が卒業してくれました。日本育ちで日本の英語教育を受け海外留学経験のない生徒達がIELTS5.5を取得しこの3年間で多くの生徒達が現在海外の大学へ進学をしてくれています。

国際コース1期生
また国内の大学においても関関同立はもとより神戸市外国語大学などの国公立大学への進学も果たしておりIELTSをはじめとした英語で表現する経験の中で磨いた力を強みに高い倍率の試験に見事合格してくれました。

国際コースでは将来世界で活躍する人材の育成を目指し「世界市民」としての役割を発見し課題に取り組む姿勢を大切にしています。多様化社会が更に進む中で英語は多くの人達とコミュニケーションをとるには必要不可欠です。その為にも日本語だけではなく第2母国語として英語を使いこなせる必要は言うまでもなく重要です。

国際コース2期生

今回「IELTS推進校」として認定していただいた事をきっかけに更に「グローカル化」を目指して本校独自の教育方針で国際コースの生徒達への指導の充実だけではなく他の進学コースの生徒達へも挑戦する機会を設けていきたいと考えております。様々な事に挑んで行く事で様々な道が開け自分の将来への選択肢が増えるという事を本校の生徒達には体験してほしいと思います。

国際コース3期生

2025年2月22日土曜日

学年末試験中の浪高生達へ

 今みなさんは令和6年度の最後の定期考査に挑んでくれています。この1年の総まとめとしての試験に向かってくれていると思います。いつもみなさんには日々挑戦し今日よりも明日、明日よりも明後日と少しでも自分自身の歩みが1歩でも前に進むよう挑んでほしいと伝えています。

自分であきらめたり、せっかく能力があるのに自分に甘い人、時間やルール・身だしなみのだらしない人、 目標に向かって挑もうとしない人は本当にもったいないと思います。私は前に進んだりしないことはしないと決めています。常に何かと戦っています。その様な挑む姿勢が何かを気付かせてくれ、そのきっかけを活かして自分自身を成長させるように心がけています。

大変という字は大きく変わると書きます。試験準備に追われ大変なのはよく理解できますがそんな時ほど大きく変われるチャンスの時です。過去の反省(気付き)を生かして同じ過ちを繰り返すことがないよう行動を変えて行ってください。周りの人と比較しても良い事はほとんどありません。そんな時間があるなら 自分が成長するための時間に使ってください。今は自分との戦いです。

目の前にある「壁」は乗り越えるためにある物です。その為には険しい道、歩きにくい道を選ぶという事も必要だという事を学んでください。アスファルトの道よりも歩きにくい砂浜を歩いた方が自分の足跡は残ります。その足跡は一生涯残り自身の自信へと繋がっていくとは間違いありません。ぜひこの休日はこの1年間で1番の充実した休日となるような過ごし方をほしいと思います。頑張れ!浪高生。まだまだ伸びしろのあるみなさんに対して今日はこのメッセージを送ります。

2025年2月14日金曜日

今年度最後の締めくくり

 今週月曜日に行われた高校入試も無事に終わり、学校では少しずつ次年度に向けた準備が始まっています。在校生達も今、来週20日から始まる学年末試験に向けての準備に取り掛かっています。今回のテストは1年間の中で最後の定期テストとなり進級や評定値にも大きな影響を与える試験となっています。この学年末試験の重要性を生徒達は理解してくれています。今自分達が出来る事を精一杯行う。その事をしっかり理解して身に付けて当然のように実行している浪高生達は本当に素晴らしいといつも誇りに思っています。

放課後校内を歩いてみると浪高生達の笑顔と真剣な眼差し、様々な生徒達の姿から、今自分がやらねばならない事を全力で行い、常に前を向いて挑戦してくれている生徒達を見て、「今を一生懸命に生きる」という事を実践してくれているように感じることができました。次年度に向けて素晴らしいスタートを切るためにも、今年度の最後の締めくくりをどのように行動するのかが重要となってきます。

在校生達は自分の未来に向け一歩一歩着実に前に進んでくれていることを実感できたように思います。今日もまた浪高生達のたくましく、しなやかに成長している姿を見られた事が誇らしく、自分自身もエネルギーを得ることが出来たように思います。しっかりと準備をして全力で挑んでください。そうすれば次の道が開けてくることは間違いありません。

乗り越えられない試練を神様は与えません。生徒達の中に潜んでいる大きな力を引き出すために様々な試練を与え、それを乗り越える事で心が鍛えられ大きな自信を身に付けるチャンスを与えてくれているのです。それが今後の自分の未来に勇気と希望を与えてくれるという事をしっかりと理解してほしいと思います。生徒の皆さんには是非その事を忘れずにもう二度と戻ってこない「今」を一生懸命に生きて努力してくれる事を期待しています。

2025年2月7日金曜日

温かい受験会場

 本日は5限目まで授業を行い、6限目からは2月10日に行われる2025年度浪速高等学校入学試験に向けた準備に全校生徒と先生方が一丸となって取り掛かりました。校内全ての箇所の清掃と共有場所の消毒、そして受験会場の設営などを行いました。

多くの受験生は「受験」という関門を初めて経験すると思います。不安と緊張で受験生の皆さんは一杯だと思います。そんな受験生の心を少しでも和らげることが出来る受験会場となるように明るく、広く、清潔感に満ち溢れた環境を整える為に生徒達と先生方で万全の準備を整えました。

試験当日は全ての受験生が気持ちよく、安心して安全に受験していただけるように環境を整えております。高校入試の関係で本校は土曜日と日曜日の2日間学校を閉鎖し、高校入試に万全の態勢で臨みたいと思っています。多くの受験生が受験に本校へ来てくれますが、浪速は徹底して一人一人の受験生が受験に集中できる準備を整えています。

受験生のみなさんは体調管理をしっかりしていただき入試当日を迎えてほしいと思います。当日は緊張するでしょうが私たちが全力でサポートします。安心して力を出し切ってください。

先輩たちからのエールです。がんばれー!受験生達


そして浪高生の皆さんに伝えます。この期間学校はお休みになりますがみんなは2月の末から始まる学年末試験に向けての準備をそろそろ行っていかねばならない時期です。「ただの休みの日」となることがないようしっかりとした計画、目標を持って行動してください。時間は皆に平等に与えられています。その時間をどう使うのか。自分次第ですよ。


2025年2月6日木曜日

2月の朝礼で生徒達に伝えた事

本日は2月の朝礼を行いました。新年を迎えあっという間に1月が終わって2月に入りました。来週からは高校入試が始まりそれが終わると学年末試験が控えています。この様に日々の学校生活は今年度の終わりに近ずくと同時に次年度に向けての動きも活発となってきます。

生徒達には3学期の初めに「Begin」という言葉を伝え新年を迎え決めた事を始めよう。とにかく1歩前に行動していこう伝えました。それから1ヵ月実際に行動している生徒もたくさんいると思いますがまだ行動できていない生徒もいるとおもいます。 そこで本日の朝礼ではその様な生徒達に向けて話をさせてもらいました。

第52回全国高校選抜卓球大会大阪府予選
男子シングルス 優勝 卓球部
みなさんには何をしようかな~?なーんて考えている時間はありません。今みなさんがやるべきことは悩むことじゃないんです。やろう、とひらめく。そのとき「いまやろう」と腰を上げるか、「そのうちに」といったん行動を止めるか。自分でやろうと思ったときに、なにかきっかけとなる行動を起こす。それができない人は、いつになってもはじめることはできないとおもいます。むしろ次第に「まだ準備ができていない」という思い込みの方が強くなっていく。

令和6年度 大阪高校秋季テニス大会 
男子団体Ⅱ部 3位 女子団体Ⅱ部 準優勝
硬式テニス部
 いつの日か、十分な知識ややろうという気力、またいけるという予感などすべてが完璧にそろう時期になってからと思う事もあるかもしれません。でもいくら準備をしても、それらが事の成功を決めることはないとも思っているはずです。今大切なのは、不安をなくすことではありません。いかに早く時期に多くの失敗を重ねることができるのかが重要な事です。

第72回 大阪高校バスケットボール新人大会 南地区
優勝  男子バスケットボール部
そしてその失敗を乗り越える事で「未来はいくらでも自分の手で生み出すことができる」という自信を、生み続けることだと思っています。この事が大切な事です。自分を信じるからこそ「自信」がつくという事を忘れないでください。

重要な学校行事で大活躍の放送部の生徒達
今はこの1年間の自分自身の成長を感じる事ができるチャンスだと思います。このチャンスを見逃すことなく全力で取り組んでほしいと思います。やるかやらないかで大きく結果は変わってくると思います。今やらねばならない事その事に全力で取り組む。今月のキーワードは「努力の苦しさは一時的な物、努力しなかった苦しさは一生続く」これをキーワードとしたいと思います。

朝礼を準備・進行をしてくれる自治会の生徒達
この言葉から何かを感じそしてひらめいた事、やろうと思った事それをやればいい。それが一歩一歩と前に進むのであればそれでいいと思います。この学年末をどのように過ごすのかは大きなポイントとなると思ってください。夢は逃げないですよ。いつも逃げるのは自分からですからね。本日の朝礼で浪高生達に伝えた内容でした。

生徒生活指導部の先生からのお話

2025年2月4日火曜日

勝負に勝つことの本質って何?

 昨日はこの春に選抜大会に出場するクラブ活動に対して激励金の授与式を行いました。本校では多くの部活動が日々目標の達成の為に仲間達と協力し切磋琢磨しながら頑張ってくれています。高校生の競技スポーツでは勝ち負けは重要な要素の一つです。勝負に拘らず、単に楽しみとしてやる「遊技スポーツ」と「競技スポーツ」は一線を画しています。しかしその双方の本質は同じだと考えています。「遊戯スポーツ」の目標は楽しむ。そして「競技スポーツ」の目標は勝敗。その目標の違いはあるものの「スポーツをする」目的は同じなのです。

特に高校生が行う勝ち負けに拘る競技スポーツにおいて、勝敗は「目標」の1つだが「目的」はそこではないと思っています。その本質は「目的」に向かう為の手段として「目標」があるということ。この事は決して忘れてはいけない事だと思っています。目の前の勝ち負けだけの為に特別なことをやっても、目先のごまかしや巧みな戦術は選手達の未来にマイナスです。よく、部活動を指導していく中で顧問の先生は「日頃の生活態度が試合に出る」と言われる事があります。私も全くその通りだと考えています。ではなぜそのような日頃の生活態度が勝負をする際に影響が出てくるのかを考えてみてください。

目標に向って努力を積み重ねる人は必ず努力をしています。どんな努力をするのか。それは独別な練習や対戦相手の分析ではありません。まずは日常生活の中の態度を更に充実させることです。誰よりも練習するのは大前提として、体調管理、挨拶、日々の授業、友人関係、など時に怠けがちな、いやな事でもやるべきことをしっかりと最後までやりきりる。その姿勢が練習の中や試合中での主体性やこだわりに繋がり勝利へと近づけてくれるのです。大切なこともやりもしないで、策したり、妬んだり、無いものをねだったりすることは、薄っぺらいその場しのぎのやり方ですね。全く意味はありません。

スポーツは人間が行うものです。その時々の行動や言動は自分自身の心を表しているのです。スポーツは見栄のための道具ではありません。優勝などの栄冠は長い人生では瞬間の物です。スポーツをする皆さんにはその目的を見失わず、これからの長い人生を素敵に、そして豊かな歩みを続ける為にいろんな試行錯誤をしながら魅力ある人間に少しでも近づいていって欲しいと思います。それが大きな目的です。そのために努力と訓練をしていってください。

ひたむきに頑張ってもすぐには叶わないことが世の中にはあります。「上には上がいる」事の認知と、敗北を受け入れる器もち、対戦相手に対する敬意も忘れてはいけません。日々の日常生活をより充実させ目標に向って努力することで、これからの長い人生をしなやかに生き抜く力を身に付ける事を目的としてこれからもスポーツに取り組んでください。勝利など一瞬です。これからみなさんの未来は長く続くのです。