学校生活の中では授業や部活動、学校行事などを通じて様々な経験から新しい知識や考え方を知ったりする事で多くの学びを得ることが出来ます。しかしその事だけで自分自身に変化が起きるわけではありません。
重要な事はその学びを次にいかに生かしてどのような行動を起こすことが出来るかどうかです。良い結果を求めるには目的や目標の達成の為に自分は何を実行することができるかで決まります。行動を伴わない決意だけの人は残念ながら良い結果を得る事はできないと思います。
浪速で学ぶ生徒達は今自身に必要な事を認識し、自分が持っている物を活かして実行に移してくれる生徒が沢山います。先週末も多聞尚学館で行われた1年生の多聞合宿では2年後の国公立大学・難関私立大学受験に向けたハイレベルの英語・数学・国語の授業を行いました。多くの生徒が参加し徹底的に指導を受けていました。
目標とする国公立大学や難関私立大学の合格に向けた1泊2日の多聞合宿に参加した生徒達の行動が得たものは今後の成長を大いに期待できる内容であったと思います。何かを成し遂げるには何を知っているかだけではなく、目標達成のためにどんな行動をしているか。そしてその行動を起こすことが出来たら次にそれらを続けているかどうか。ここが最も重要な事だと思います。
やらずに後悔してきた人はたくさん見てきましたが実際にやってみて後悔した人はあまり見たことがありません。努力したからといって必ず目標を達成できるとは限りません。しかし努力せずに目標の達成に近づける事もありません。簡単に諦めるか、それとも粘り強く努力を続けるかは自分が決めることであり自分の人生を歩んでいく上で重要なことであるということを忘れないでください。ぜひ生徒達には努力し続ける人生を歩んでいってほしいと思います。1年生のみなさん努力を楽しむことを心掛けてください。結果は二の次です。